14年目の心の整理

つぶやき

私自身の心の整理とキロクのため、先日の続きを・・・

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ずっと引っかかっていたあるコトバ

父が亡くなってから、私は自分でも信じられないくらいとても深い悲しみの中にいました。

確かに人が亡くなるということはとても悲しい。

でもこれまで人の死に直面したことなんて幾度となくあったのに・・・。

もちろんとても近しい人の死だったからというのは一番なのですが、それ以上に私は自分が発したあるコトバを、ずっとずっと後悔してました。

父が亡くなる前の外食で私が冗談のつもりで発したそのコトバは

「これが最初で最後かも」

言霊ってあると思う

ずっと、ずっと、ずーーーっと後悔していました。

言霊ってあると思うんです。

言葉には魂があること。

自分の発する軽はずみな言葉で父との外食が本当に最後になってしまった。

父が亡くなった事実と、自分が発した言葉への後悔。

自分でも気づかないうちに、大きなショックを抱え込んでいたのかもしれません。

亡くなって気づいた父への思い

うちは、どこにでもある普通の家族だったと思います。

ですが、父とは一緒に呑みに行くこともよくありました。

父が行く居酒屋や屋台、私がよく行く音楽が聴けて踊れるBARも。

うるさい・・・と言っていたくせに、一人でも通っていたことがのちに判明。

だからBARのマスターもスタッフも父の葬儀に来てくださってました。

反抗期らしい反抗期はあまりなかったけど、ファザコンというほどでも無いし、よくある普通の父と娘の関係だと自分では思っていました。

だけど父が亡くなってからは、一人暮らしをしていた私はほとんど外出することはありませんでした。

外に出るのは仕事に行く時くらい。

買い物は仕事帰りにするので、休日家から出ることがなくなってしまいました。

朝まで呑んだくれて遊びまくっていたこの私が。

週末もじーーっと家に引きこもっている生活。

誰かと話すのがとても億劫で、職場でも必要最低限しか会話していなかったような気がします。

というより、当時の記憶が実はあまり無いんです。

私、自分が思っている以上にお父さんのこと大好きだったんだ・・・と気付きました。

言葉がうまく喋れなない

しばらくしてから、私は言葉がうまく喋れなくっていました。

思ったこと、感じたこと、伝えたいことがうまく言葉として出てこない。

あれ、コレってもしかしてヤバイかも。

その時初めて自分が外出もせず、人とも喋らず引きこもっていることに気づいたんです。

多分、半年近く。気づけて良かった(笑)

もしかしたら、父が上から何か送ったのかな?とさえ思いました。

いや、私が単純すぎるのかな。

アロマに最初に触れた時

私自身を癒さなければ、このままだとダメかも。

そう思った単純な私は、これまた単純に癒し=アロマと思って、アロマセラピーの本と数本のエッセンシャルオイルを買いました。

いくつか買ったエッセンシャルオイルの中で、その時の私が一番癒された香り、それはオレンジ・スイート

オレンジの香りを嗅ぐだけで、どんなにか心が軽くなったか。

アロマセラピーってすごい!ってまたまた単純な私は思ったんです。

それから少しずつですが元の生活に戻って行くことができました。

身を以て感じた香り(アロマ)の凄さ

当たり前の生活に戻れたのはきっとアロマセラピーのおかげだと強く実感している私です。

まさに身を以て経験したからこそ。

それからしばらくして、自分の変化が不思議で面白く感じた私は独学でアロマセラピーを学び始めました。

だけど、本格的に学ぶには独学では限界があることに気づき、特に資格は必要なかったけど、私が知りたい情報が資格取得に繋がるものだったのでレッスンに通うことを決めました。

深く勉強するにつれて、父が入院している時に、もっと早くに知っておきたかった・・・と思える内容もありました。

でも父がなくなったからこそ出会ったアロマなんですよね。

タイミングだな・・・。

アロマセラピーの知識を学びながら同時に施術も学びました。

アロマとマッサージを両方取り入れることで、父のように心と体が弱っている人を少しでも癒すことができればと本気で思っていました。(いや、今も思っています)

OLをしていた私に転機が訪れたのはそれから数年後。

突然勤務していた会社(支店)が閉鎖することに。本社に転勤するか退職するかを選ばなければならなくなりました。

結果、私は転勤は断り実家に戻ることを決めました。

新しい仕事を探さなければと思っている時に、ふと、アロマセラピーを仕事にできないかな・・・とこれまた単純に思ってしまったんです。

後先考えず、私は実家の一部屋をセラピールームとして改造し小さなちいさなサロンをOPENさせました。

これが、私がアロマセラピストになったきっかけ。

はぁ、長かった(笑)

確かに父がきっかけでアロマに触れましたが、仕事としてアロマセラピストになったのは、実際はやむにやまれず?!生きて行くため働くために、たまたま思いついただけです。

だけど、アロマセラピーを学んだこと、そして今それを生業(一応)にしていることは決して後悔していないし、出会えて良かったと心から思っています。

最初は単純な「癒し」としか思っていなかったけど、知れば知るほど私はアロマの沼にハマっているのです。(源と一緒)

本当の本音は、父が苦しんでいたあの日にアロマを使ってどうにかしてあげたかったけどね。

こうやって文字にして、ちょっとだけ苦しかったけれど。

私の心の中は少し整理されつつあります。

どんなに悲しくても、人はいつかその悲しみを忘れる。

忘れなくてはいけないんです。

その時とおんなじ重さでいつまでも悲しんでいては前に進めない。

忘れることは悪いことでは無い。

忘れることで、また新しい1日を始めることができる。

きっかけは人それぞれ。私はそのきっかけがアロマだったということ。

14年目にして、やっと言えた。

書きながら頭の中で流れていたBGMは「ハナレグミ〜家族の風景〜」でした。

長文読んでくださった方、ありがとうございました。

コメント

  1. Fujico より:

    今のお仕事始めるきっかけ…ありがとう。
    あたしは、親の方が先に逝くことは、分かっていても心のどこかで自分の親は死なないっておもっていたのよね。まさか、こんなに直ぐしかも呆気なく旅立ってしまったの。
    昨日までいた人がもう居なくて、なのに毎日時間が普通に過ぎていくのに、いっこうに悲しみは消えなかったの。薄い幕みたいなのがあたしの周りにあってそこからどうしても抜け出せなくてね。楽しい時もあるけど、そのあとの悲しみが異常にくるしかったり。でもねSaico〇んのこれ読んでて、あたしも少しずつ気持ち整理できたらいいなと思えたよ。
    アロマの凄いとこ、もっともっと広げてほしい!

    • sai saico より:

      みんなきっと頭の中では理解しているんだけど、いつの間にか自分とは無関係って感じてるところあるよね。
      無くなってから気づくことってたくさんあるね。
      見てみないふりをするのが一番ダメね。
      だから、辛くても一度立ち止まって整理することで、改めて大切なものとか気づけるのかもね。
      きっかけくれて、ありがとう。

  2. ぬけ より:

    私は両親共に健在だけど、この歳になって思う。いつかその日が来たら、どんな気持ちになるのかな、と。
    この辺の話はいつか書けたらなぁとは思うんだけどね。
    会社勤めからの転身は勇気が要った事でしょう。でも、その決断があったから今こうして出会えたのかなぁとも思う。
    心の整理に終わりはないから。ゆっくりと時間を重ねていこうね。

    • sai saico より:

      なんでも一人でこなせるようになってるけど(笑)、やっぱり世の中ひとりぼっちになってしまった時は、きっとなんとも言えない寂しさに耐えられなくなっちゃうのかも。
      結婚って、それを埋める手段の一つでもあるのかも…きっと。
      独身だけど(笑)

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